説明
ロワールの主要生産地を代表する協同組合8社は、連合団体「アリアンス・ロワール」を結成し、フランス国内のみならず世界各国に、多様で美しいロワールワインの世界を紹介しています。「ボナミー」は、その主要メンバーで、クレマン・ド・ロワールやソミュールを生産している「ソミュール協同組合」の看板ブランドです。
この共同組合は1957年設立という老舗でありながら、最新の栽培・醸造技術に通じた若手の加盟者が多いことでも知られ、また、早2000年には全加盟栽培家の間でリュット・レゾネ(減農薬栽培)の取り組みへの合意がなされるなど、極めてクオリティの高い生産者です。
当初よりクレマン・ド・ロワールに注力しており、長い年月をかけて蓄積されたその技術とノウハウは、シャンパーニュの一流メゾンにも匹敵します。
醸造長は1971年生まれのエリック・ローラン。ブルゴーニュで醸造学を修めた彼は、その後フランス各地はもとよりオレゴンやチリ、アルゼンチン、南アフリカといった新世界のワイナリーの門も叩いて世界を見た後、「最終的に最もポテンシャルとやり甲斐を感じたのは、ソミュールでした。ここには、果実味と繊細さを両立させることができる、世界でも類まれなテロワールがあります」。
「私たちの造ったクレマンが、結婚式など、愛し合う人たちの祝福のお供をさせていただけることほど嬉しいことはありません」という彼らの願いを込めて、ハートをあしらった新パッケージがデザインされました。
所有畑面積 | 1800ha |
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栽培における特記事項 | 170の加盟栽培農家の畑より。極めて厳格なリュット・レゾネ栽培を実践 |
醸造における特記事項 | 除梗100%。ステンレスタンクによる清潔かつプロフェッショナルな醸造 |
品種(収穫/樹齢) | シュナン・ブラン65%、シャルドネ20%、カベルネ・フラン15% |
醸造 | 瓶内二次醗酵、瓶内熟成18か月以上 |
アルコール度 | 12.5% |